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靴修理・メンテナンス

更新日 2024.11.21

ヒール交換の種類と価格を解説!あなたに最適な靴のかかと修理方法はどれ?

コンビネーションヒール(半月)

愛用の靴のヒールが擦り減ってきた…でも、どんな素材で交換すればいいの?

今日は、靴の寿命を左右するヒール交換について、ラバーヒール・レザーヒール・コンビネーションヒールの3種類のそれぞれの特徴や利点を解説していきます。

1. ラバーヒール

ラバーヒール

ラバーヒールは、靴のかかと部分に使用される合成ゴム製の素材です。

柔らかく衝撃を吸収するため、歩行時の快適さを向上させます。

また、滑りにくく軽量なので、日常的に使用する靴に適しており、比較的安価で交換できるのが特徴です。

 

同じ部位の素材でレザーとラバーのコンビネーションヒールがありますが、
コンビネーションのラバー部分が7ミリ厚であるの対して、ラバーヒールは6〜10ミリ厚まで厚みの種類が豊富な為、耐久性を優先する場合は厚めのラバーヒールを選ぶことをおすすめします。

ただし、本底がレザーの場合、色味や素材感から本底との一体感、調和性は低くなります。

特徴

  • 合成ゴム製
  • 柔軟性が高い
  • 耐摩耗性に優れている

メリット

  • クッション性: ラバーの柔軟性により、歩行時の衝撃を吸収します。
  • 防滑性: 滑りにくい素材なので、雨の日や滑りやすい床面でも安心です。
  • コスト効率: 比較的安価で、頻繁に交換できます。
  • 軽量: 靴全体の重量を軽く保ちます。

デメリット

  • 高級感に欠ける場合がある
  • 経年変化で硬化する可能性がある
  • 本底がレザーの場合、一体感・調和性は低くなる。

おすすめの靴タイプ

  • カジュアルシューズ
  • スニーカー
  • デイリーユースの靴全般

修理のタイミング

修理のタイミングはトップピースが削れ、積み上げ部分にダメージが出る前が交換の目安となります。

2. レザーヒール

レザーヒールは、靴のかかと部分に使用される本革製の素材です。

硬めの質感で耐久性が高く、フォーマルな印象を与えます。

主にドレスシューズやビジネスシューズに使用され、適切なケアを行えば長期間使用できますが、初期は滑りやすい傾向があります。

また、近年ではあまり「レザーのみのトップピース」は使われてないのが現状です。(底面が革の場合はコンビネーションが一般的)

特徴

  • 本革製
  • 硬めの素材
  • 高級感がある

メリット

  • 見た目: 高級感があり、フォーマルな靴に最適です。
  • : 歩行時に心地よい音を奏でます。

デメリット

  • 初期は滑りやすい場合がある
  • 雨や水に弱い
  • ラバーヒールに比べて高価

おすすめの靴タイプ

  • ビジネスシューズ
  • ドレスシューズ
  • 高級革靴

修理のタイミング

修理のタイミングはトップピースが削れ、積み上げ部分にダメージが出る前が交換の目安となります。

3. コンビネーションヒール

コンビネーションヒールは、レザーとラバーの両方の特性を組み合わせた素材です。

レザーの素材感ラバーの耐久性を兼ね備え、ドレスシューズに適しています。

見た目の高級感とグリップ力の両立が可能で、ビジネスからドレスシューズでよく使用されます。

ラバーヒールに比べ、コンビーネーションは厚みの種類がないので、耐久性では厚みのあるラバーの方が高いと考えられます。

ただし、本底がレザーの場合は本底との一体感、調和性は高くなります。

革底の雰囲気を崩したくない方にはおすすめです。

特徴

  • レザーとラバーの組み合わせ
  • 耐久性と快適性のバランスが良い
  • ドレス、ビジネスシューズの雰囲気を損ねない

メリット

  • バランスの取れた性能: レザーの耐久性とラバーの衝撃吸収性を両立。
  • 滑り止め効果: レザーよりも優れた滑り止め性能を提供。
  • 見た目と機能性: 高級感のある外観と実用的な機能性を兼ね備える。

デメリット

  • 完全なラバーヒールほどの耐久性はない
  • ラバーヒールに比べ高価

おすすめの靴タイプ

  • ビジネスシューズ
  • デイリーユースのドレスシューズ

修理のタイミング

トップピースが削れ、積み上げ部分にダメージが出る前が交換の目安となります。

CONTEでのヒール交換・修理方法と価格

CONTE(コンテ)

CONTEではさまざまな素材や方法でヒール交換・修理が可能です。
その一部をご紹介いたします。

Vibram5350Heel

Vibram5350Heel

素材の厚み 6ミリ
価格 ¥3,200(税込)

Vibram5340Heel

Vibram5340Heel

素材の厚み 7ミリ
価格 ¥3,600(税込)

Vibram2055Heel

Vibram2055Heel

素材の厚み 8ミリ
価格 ¥3,600(税込)

Dinite Heel

Dinite Heel

素材の厚み 10ミリ
価格 ¥3,800(税込)

Vibram5586Heel

Vibram5586Heel

素材の厚み 10ミリ
価格 ¥3,600(税込)

コンビネーションヒール(半月)

コンビネーションヒール(半月)

素材の厚み 7ミリ
価格 ¥4,400(税込)

コンビネーションヒール(くさび)

コンビネーションヒール(くさび)

素材の厚み 7ミリ
価格 ¥4,400(税込)

 

上記の素材以外にも多数ご用意しておりますので、気になるヒール素材などがございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

▼まずはお気軽にお電話ください▼045-973-0770

まとめ

ヒール交換は、お気に入りの靴を長く使い続けるための重要なメンテナンスです。

ラバーヒールレザーヒールコンビネーション、それぞれに特徴がありますので、靴の種類や使用状況に応じて適切な素材を選びましょう。

定期的なチェックと適切なタイミングでのヒール交換で、靴を最高の状態に保ち、快適な歩行を楽しんでください。

靴の修理や手入れについて、もっと詳しく知りたい方は、ぜひ当店にお越しください。プロの目線でアドバイスさせていただきます!

CONTE(コンテ)とは?〜信頼できる靴修理店を目指して〜

CONTE外観

革靴の修理やメンテナンスを考えている方にとって、修理店選びはとても重要です。

CONTE(コンテ)はあなたの大切な一足を安心して預けられる、信頼できるお店づくりを目指しています。

大切な靴のメンテナンスや修理について、お客様のニーズに合った最適な解決策を一緒に見つけていきます!

 

この記事の監修

CONTE 代表

斎藤 融(サイトウトオル)

日本を代表する靴職人の一人である柳町弘之氏より靴職人として必要な技能と心得を学ぷ。2014年には、オーダーシューズプランド「TORUSAITO」を発表。現在ではGINZASIX、阪急メンズ東京にて取り扱いされている。靴修理の「CONTE」では、靴職人としての技術を活かした、丁寧で高品質の修理に取り組んでいる。