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靴修理・メンテナンス

更新日 2024.05.26

ドレスシューズを長持ちさせる!靴職人が厳選したメンテナンス方法

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ドレスシューズ(ビジネスシューズ含む)を長く愛用したい場合、正しいメンテナンスが不可欠です。ドレスシューズはスニーカー等の靴とは異なり、こまめな手入れが必要です。

本記事では、靴職人が厳選したドレスシューズの補修とメンテナンスについて詳しく解説します。
正しい手入れ方法を身につけ、靴の寿命を延ばし、常に新品同様の輝きを保つ方法を学びましょう。

ドレスシューズの手入れの基本

手入れが必要な理由

ドレスシューズは高額な靴で丁寧に作られていますが、適切な手入れを怠ると寿命が著しく短くなってしまいます。革製品は着用を重ねるごとに汚れや傷がついたり、水分を含んで変形したりします。そうした劣化が進むといずれ革が硬くなり、最悪の場合は破れてしまいます。

しかし、定期的にメンテナンスを行えば、劣化を最小限に抑えられます。ご自身のお気に入りの素晴らしい一足を、末永く愛用し続けるためにも、しっかりとした手入れが不可欠なのです。

メンテナンスのタイミングと頻度

ドレスシューズの手入れのタイミングとしては、以下の3つのケースが挙げられます。

  • 定期メンテナンス(1か月に1回程度)
  • 汚れ落としと簡単なメンテナンス(1週間に1回程度)
  • ブラッシングでの手入れ(着用のたびに)

定期メンテナンスは業者に依頼するのがベストですが、自分でも家庭にある道具を使ってある程度の手入れはできます。頻繁に履く靴であればこまめに手入れをし、大切に扱うことが重要です。

手入れに必要な道具と用品

ドレスシューズの手入れに必要な代表的な道具と用品は以下の通りです。

  • ブラシ(馬毛、豚毛など)
  • 靴クリーム
  • 防水スプレー
  • クロス
  • シューキーパー(シューツリー)

ブラシは汚れ落とし、クリームなどは艶出し・革に潤いを与えるのに使用します。防水スプレーは革を守り、シューキーパーは形を整えるために使うと良いでしょう。

このような道具を用意し、正しい手入れ方法を習得すればシューズを長く愛用できます。初期投資は多少かかりますが、十分にコストパフォーマンスの良い一足になるはずです。

ドレスシューズのメンテナンス方法

定期クリーニング

シューズの定期的なクリーニングは、年に1~2回は専門のクリーニング店に出すことをおすすめします。プロの手によるしっかりとした洗浄と内部の消臭、防カビ加工などを施すことで、靴本来の質を維持できます。

自宅での手入れでは落としきれない深い汚れを除去してくれるだけでなく、靴底の洗いなども行ってくれるので、常に美しい状態を保つことができます。

汚れ落とし

日常的な手入れとしては、着用後に必ず汚れ落としを行いましょう。
まず豚毛ブラシできれいにホコリやゴミを払い落とし、次にクリームなどを入れて馬毛ブラシで丁寧に仕上げます。

汚れが落ちにくい場合はクリーナー液を布にたっぷりと含ませ、靴全体を撫でるように汚れを落とします。最後に乾いた布でサラサラになるまできれいに拭き取ります。

傷の補修

着用を重ねると擦り傷ができることがあります。深い傷の場合は、修理店に出すのが賢明ですが、浅い傷なら自分でクリームを使って補修できます。

まず傷の部分を軽くサンディングして、ペースト状(濃度の濃い)のクリームを塗り、上からワックスを重ねて仕上げます。うまく行けば、ほとんど傷の形跡が残らなくなるはずです。

ツヤ出し

定期的なツヤ出しも、革の劣化を防ぐ上で重要です。ワックスやクリームを使いブラシで丁寧に塗り込むことで、美しい艶が出て防水効果も期待できます。

まず薄めのクリームを塗り、上からツヤ出し用のワックスを丁寧にたっぷりと馴染ませます。最後は仕上げブラシで全体をきれいに磨きあげましょう。

防水スプレー

革靴には防水スプレーを定期的に吹きかけることも大切です。靴が濡れてしまうとカビの原因になりますし、革を痛める原因にもなります。

スプレーを靴全体に行きわたるようにまんべんなく吹きかけることで、しっかりと水を弾いてくれるようになります。防水効果は1ヶ月ほどで薄れるので、定期的な施工を怠らずに行いましょう。

以上のステップを怠らずに行えばツヤもキープでき、長期間ドレスシューズを良好な状態で履き続けられるはずです。

長く履くための4つのポイント

1.正しい履き方

ドレスシューズを長く履き続けるためには、正しい履き方を心がけることが重要です。靴を無理な力で履いたり素足で履いたりすると、靴の形が崩れやすくなります。

まずは、シューズホーンなどを使い、かかとから優しく足を入れるようにしましょう。靴を履く前にシューキーパーを入れて形を整えるのも良い方法です。素足での着用は避け、靴下を着用することで汗などによる革の傷みを防ぎます。

また、同じ靴を連日着用するのは避けましょう。交互に別の靴を履き替えることで、靴に負担をかけずにすみ、長持ちさせられます。ドレスシューズは高価なだけに、こうした正しい履き方を習慣づけましょう。

2.保管のコツ

ドレスシューズの保管にもコツがあります。直射日光が当たったり湿気が多かったりする場所は避け、通気性が良く、涼しい場所を選びましょう。 長期間履かない場合は、シューキーパーを靴に入れ、形を整えた状態で保管するのがおすすめです。

また、防虫剤やカビ止め剤を使うのも良いでしょう。 シューキーパーや防虫剤は、専門店で手に入れられるアイテムです。ドレスシューズに相応しい高品質なアイテムを使うことで、シューズを末永く保つことができます。

3.プロに任せる補修・修理

履き込んでいくと、ドレスシューズにも補修や修理が必要になることがあります。靴底の修理、つま先の傷の補修、消臭加工などです。

こうしたメンテナンスは高度な技術を要するため、プロの靴修理店に任せるべきです。自分で行うと、かえって靴を傷める恐れがあります。

靴の製造時から良質な製品を作る職人さんたちがいるように、修理時にも熟練したプロがいます。補修・修理代もかかりますが、信頼の置ける技術者に依頼することで靴の価値を長く保つことができるのです。

4.メンテナンスの重要性

こうしたメンテナンスを欠かすと、せっかくのシューズも劣化が早まってしまいます。高価で高品質な靴だからこそ、適切なケアが肝心なのです。 ドレスシューズは軽くみがきをすれば、鏡面のようなツヤが復活します。定期的なブラッシングと、消臭スプレーの使用で、いつでも清潔な状態を保てます。

このように、ドレスシューズは愛情深いメンテナンスがなくては、本来の輝きを放つことができません。費用と手間をかけても、愛着を持って靴を大切にする姿勢が末永く履き続けられる秘訣なのです。

まとめ

ドレスシューズは一般の革靴とは異なる特別な存在です。高価な代金を支払って購入した靴はしっかりと手入れを行い、長く愛用したいものです。本記事では、ドレスシューズの魅力や価値を再確認し、プロの職人が実践するメンテナンス方法を詳しく解説しました。

正しい手入れを行うことで靴の輝きを保ち、耐久性を高めることができます。定期的な手入れは手間がかかるかもしれませんが、高価なドレスシューズを長く履き続け、靴代を節約することを考えれば、手入れに時間を費やす価値は十分にあります。

今後は、本記事で学んだ知識を活かして、大切なドレスシューズを適切にお手入れしながらいつまでも快適に履き続けることができるでしょう。

この記事の監修

CONTE 代表

斎藤 融(サイトウトオル)

日本を代表する靴職人の一人である柳町弘之氏より靴職人として必要な技能と心得を学ぷ。2014年には、オーダーシューズプランド「TORUSAITO」を発表。現在ではGINZASIX、阪急メンズ東京にて取り扱いされている。靴修理の「CONTE」では、靴職人としての技術を活かした、丁寧で高品質の修理に取り組んでいる。