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靴修理・メンテナンス

更新日 2024.04.15

自分でできる靴修理8ステップ!初心者が始める時の注意点と正しいやり方

靴は日常的に使うアイテムであり、しばしば損傷や劣化が生じます。そのようなとき靴修理のスキルを身につけることは非常に役立ちます。しかし、靴修理は専門的な技術が必要な場合もありますので最終的には靴修理の専門店に任せることも大切です。今回は自分でできる靴修理の基本的な手順を紹介し、初心者が始める際の注意点と正しいやり方について解説します。

靴修理を始める前に知っておきたい基本的なこと

靴修理の基本道具と必需品

靴修理を行うためには以下の基本的な道具と必需品が必要です。

  • ハンマー
  • ナイフ
  • ニッパー
  • ペンチ
  • 靴クリームや靴用のワックス
  • 研磨材料(サンドペーパーなど)
  • 糸と針
  • 革修復剤

これらの道具は靴の種類や損傷の程度に応じて異なる場合があります。修理する靴の種類に合わせて適切な道具を用意しましょう。

初めての靴修理に必要な知識と技術

靴修理は技術と知識が必要ですが初心者でも取り組むことができる基本的なスキルがあります。以下は初めての靴修理に必要な知識と技術の概要です。

  • 靴の構造と部品の理解
  • レザーや生地の特性と保護方法
  • 修理方法や手順の習得
  • 安全な作業環境の確保

これらの知識と技術を身につけることで初心者でも安全に靴修理に取り組むことができます。

靴修理の8つのステップ

靴修理の基本的な手順は以下の8つのステップに分けることができます。

ステップ1: 損傷の評価と診断

まず最初に修理が必要な箇所を評価し、損傷の程度を診断します。靴の素材や構造を注意深く観察し、修理が必要な箇所を特定しましょう。

ステップ2: 汚れの除去と清掃

靴の表面に付着した汚れや汚れを除去し、清潔な状態にします。靴クリームや専用の洗剤を使用して靴を丁寧に清掃しましょう。

ステップ3: 穴や裂けの修理

靴に穴や裂けがある場合はそれを修理します。縫製や補修材料を使用して、穴や裂けを修復しましょう。

ステップ4: ヒールの交換

靴のヒールが劣化している場合は新しいヒールに交換します。適切なサイズと素材のヒールを選び取り付ける作業を行いましょう。ただし、ヒールの交換は専門道具が多く必要な為、専門店での修理をオススメします。

ステップ5: ソールの修理

靴のソールが摩耗している場合は、ソールを修理します。ソールの補修材料を使用して、ソールの割れや穴を修復しましょう。ただし、大幅な修理が必要な場合は専門店での修理をオススメします。

 

ステップ6: 靴の調整と応急処置

靴のフィット感や快適性を向上させるために、必要な調整や応急処置を行います。靴の内側にクッション材料を追加したり、部品を調整(ストレッチ)したりすることで靴のフィット感を改善することができます。

ステップ7: 磨きと仕上げ

修理が完了したら靴を磨き上げて仕上げます。靴クリームやワックスを使用して、靴の表面を磨き、艶やかな仕上がりを実現しましょう。

ステップ8: アフターケアと保管方法

修理が完了した靴は適切なアフターケアと保管方法が重要です。靴クリームや防水スプレーを定期的に使用し、靴を清潔で良好な状態に保ちましょう。また、靴を保管する際には通気性の良い場所に保管し、形状が崩れないように注意しましょう。

初心者が失敗しないための注意点

靴修理を成功させるためには、以下のヒントと注意点を押さえておきましょう。

注意すべき一般的なミスと解決方法

  • 靴の素材や構造を理解せずに修理を行うこと
  • 適切な道具や材料を使用しないこと
  • 修理作業中に怪我をすること

これらの一般的なミスを避けるために、靴修理に取り組む際には慎重に作業を行いましょう。

プロの靴修理師からのアドバイス

プロの靴修理師からのアドバイスとして、以下のポイントが挙げられます。

  • 修理が複雑な場合や素材に自信がない場合は、専門家に相談すること
  • 靴の損傷を放置せず、早めに修理を行うこと
  • 靴の使用状況や修理履歴を記録しておくこと

これらのアドバイスを参考に、靴の修理に取り組む際には慎重に作業を行いましょう。

初心者が避けるべきよくある失敗

初心者が靴修理に取り組む際によくある失敗として、以下の点が挙げられます。

  • 必要な道具や材料を準備せずに修理を始めること
  • 靴の構造や修理方法を理解せずに作業を行うこと
  • 急いで修理を行い、結果的に靴を傷つけること

これらの失敗を避けるために、靴修理に取り組む際には慎重に計画を立て、作業を行いましょう。

靴修理の用語集

靴修理に関する用語集を以下に示します。

  • ソール: 靴の底部で、地面との接地(衝撃吸収)を提供します。
  • ヒール: 靴の後部に取り付けられた部分で、足の踵を支えます。
  • 縫製: 靴の部品を糸で縫い合わせる作業のこと。
  • 補修材料: 靴修理で使用される革や合成材料など、修理に必要な材料のこと。

まとめ

靴が損傷した際、自分で修理することには多くのメリットがあります。この記事では、初心者が始める靴修理の基本的な手順を紹介しました。

自分で修理することで、コストを抑えることができるだけでなく、修理作業を通じて新たなスキルを身につけることもできます。

しかし、修理が複雑な場合や素材に自信がない場合は、最終的には靴修理の専門店に依頼することをお勧めします。専門店では、経験豊富な職人が最高の修理を行い、靴の寿命を延ばすことができます。

自分で修理できる範囲を把握しつつ、靴の状態や修理の難易度に応じて適切な選択をすることが重要です。大切なのは靴を長く愛用し良い状態を維持することで、靴の寿命を延ばしていきましょう。

この記事の監修

CONTE 代表

斎藤 融(サイトウトオル)

日本を代表する靴職人の一人である柳町弘之氏より靴職人として必要な技能と心得を学ぷ。2014年には、オーダーシューズプランド「TORUSAITO」を発表。現在ではGINZASIX、阪急メンズ東京にて取り扱いされている。靴修理の「CONTE」では、靴職人としての技術を活かした、丁寧で高品質の修理に取り組んでいる。